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もともと夏になったらカナダに行こうと思っていたのですが、このままではいつから屠殺場で働けるかもわからないし、無駄に時間を過ごしていたらマズイ。そして住宅誌の取材でメルボルンに行く必要もあったので、ウォーナンブールから離れることにしました。
また、屠殺場のウェイティング時に仲良くなった台湾人のツーヘンも、僕と同じくしびれを切らし別の場所で働くために移動することを決めていました。彼もワーホリで来ていて、屠殺場で3ヶ月働いてセカンドビザを取る予定だったのですが、すでに8ヶ月経過していたので無駄にできる時間はなかったのです。
今回はツーヘンと遊んだ最後の日の思い出を綴ります。
昔の港町を再現したウォーナンブールのテーマパーク?
隣町、ポートフェリーに行った際に立ち寄った観光案内所で、ウォーナンブールの地図もゲットしていたのですが、そこに広告で「Flagstaff hill 」という施設があることを知りました。
ウォーナンブールの昔の情景を再現し、歴史を紹介している施設だと書いてありました。街の行きたい所には全部行き尽くしたと思っていたのですが、ここは完全にノーマーク。
街を離れる2人にとっては、最後にウォーナンブールの歴史に触れられるので良い締めの場所となりました。
入場料は大人19ドル。行ってみると、最初はミュージアムのようなスペースに通されます。ここでは昔この辺りにいた海賊船の模型や、その他町の成り立ちに関する資料が展示されていて、ミニシアターもあります。
当然英語力1の僕は理解できなかったですが、google 翻訳のカメラ機能を駆使していくつか内容を読み解いた気になりました。ヴィクトリア州で有数の海事博物館で、19世紀末に近くの海域で難破した船のから発掘した調度品、海賊船のミニチュアなどが展示されています。
5分ぐらいでミュージアムを出ると、目の前に広がる丘に、ちゃんと街が再現されていました。何平米かは知りませんが、結構大きい。古い港町の風景はまるでディズニーシーのようです(ディズニーシーを引き合いに出すとショボくは感じますが、イメージとして)。
丘全体がフラッグスタッフの敷地。灯台、大砲、湖、店、展示。週末はカフェが開いていたりするようですが、それを差し引いても見応え十分な施設です。
どうやら夜はサウンド&ライトアップショーがあるようで、それはそれで楽しそうでした。ウォーナンブールでのデートに良いでしょう。Like this.
まあ、とはいえ昼は昼で長閑な昔の町並みを散策できるから良いですよ。ひとつ小屋に入ったら、古っぽいもので埋め尽くされていたりして。
造船所、倉庫、銀行、衣装屋さんなどには昔のながらの格好をしたスタッフの人がいて、気さくに話しかけて来てくれます。
僕たちはシャイボーイズだったので女性の人に写真を撮らせてくれとは言えなかったのですが、コルセットをつけた、マリーアントワネット(多分違う)的なおば様が歩いていたりしました。
グレートオーシャンロードの終着点(のひとつ)として、以外と見所のあるウォーナンブール。海を眺めるだけで飽き足らなくなった人は、ここに来てオーストラリアの港や船の歴史を感じましょう。
最初で最後のBBQ
フラッグスタッフを満喫した後は、ふたりでBBQをしました。毎朝5時半に肉工場に行ってウェイティングをしている時、ふたりの間で「仕事ゲットできたらお祝いのBBQをしようぜ」という話をしていたのですが、結局さよならのBBQになっちゃいました。悲しい(笑)。
本当は、肉工場で働いて嫌になるほど肉をみてるけど、やっぱり肉は美味しいね。って言いながら毎週BBQをする未来を思い描いていたのですが。
さて、オージーはBBQキチガイなので、無料で使えるBBQグリルが設置された公園もあります。ウォーナンブールには何箇所もあり、しかも勝手に誰でも使ってよくて、鉄板が焦げてもそのまま帰ってOK。翌朝公園のスタッフが掃除してくれるそうです。
スーパーで肉と野菜と飲み物を購入し、海からほど近い公園へ。BBQグリルというよりホットプレートですが、肉が焼けりゃあなんでもいいし、肉ならなんでもいいというタチなので問題なし。
このブログを書いているのは6月の下旬ですが、4月の上旬のことなので何を話したかはあまり覚えていません。日本のポテチはコンソメパンチが人気だけど、台湾のポテチはオイスターオムレツが定番だとかそんなくだらない話だったと思います。
とにかく今後も連絡を取り合って、絶対また台湾で会おうという話をしました。
ツーヘンは一旦メルボルンで働いて、程なくして台湾に帰国し、いまも元気でやっています。
彼にはDJIのドローンの素晴らしさを学んだので、僕も近々買いたいです。
誰に向けたBlogなのか毎回わからなくなっちゃいますね。それでは今回はこの辺で。