前の投稿でも書きましたが、屠殺場で働くべくメルボルンから西に200キロ行った田舎町、Warrnamboo(ウォーナンブール)に行きました。結局仕事にありつけるの待ちで、3週間も毎日暇だったので観光をしておりました。
スーパーとかレストランはそこそこあるけど一角に集中していて、何の特徴もない田舎の街だと言うのが最初の印象でした。
店が集中しているエリアは僕が住んでいたシェアハウスから2.6キロ先で、車も自転車も無く、バスもちょうど良いのがないので、歩いていく他ありませんでした。
これはイカンと、ネットで自転車を注文したわけです。
数日後に自転車が届き、さっそく今まで行ってなかった海辺までサイクリング。すると、「めちゃ素敵な街だったんじゃん!」と自分のウォーナンブールに対する印象が一変しました。
近所に野生のカンガルーが!!
自転車で約20分。まずはやっぱり海だろう! そう思って自転車を漕いでたら、手前の川沿いでカンガルーを発見。
田舎といえど、ウォーナンブールは草原や山の中じゃないからカンガルーいないだろと思ってたんだけど……いた。
もうこの時点でテンション上がってたんですが、海に出ると、もう完全にこの街の事が好きになっちゃいました。
海沿いには自転車も入れる遊歩道があり、荒涼な海岸線を見渡せます。あいにくの曇天でしたが、それでも海は明るいブルー。波が岩に激しくぶつかって飛沫をあげていました。
そのまま海の一部になってしまうんじゃないか? とも思わせる、ギリギリの側に作られた遊歩道。海を眺めながら走るのは爽快。
海に注ぐメリ川に架かる橋。後から聞いたら、ここら辺は地元のチャリダーに人気のサイクリングスポットなんだそうで、わざわざ車に自転車を車で積んでやってくる人も多いらしい。
遊歩道を抜けた先には街有数のオシャレカフェもあり、天気がいい日は結構賑わってるんだろうなぁ、という気がしました。
屠殺場で一緒にウェイティングしてる人の中には、一日中家でダラダラしてるって人も少なくなかったですが、その日以来、海沿いに行くべきだ!ってパワープッシュするようになりました。