時間だけはあったもので

ウォーナンブールから西へ20キロほど行った所にある港街”ポートフェリー”に、台湾人の友人であるツーヘンと行った時のお話です。

ある日、いつものように朝工場に行き、いつものようにアサインされず、時間は幾らでもあったので観光しに行こうという事になりました。

選んだのは、グレートオーシャンロードの終着点(終着点は、いくつか解釈があるそうです)である、件の場所。

ツーヘンは自転車を買ったものの、不良品で返品せざるを得なくなった為、結局その時も足がなく、当日は一緒にバスで行く事に。

ちなみにその路線は1日に10本も走ってなく、終バスは15時台という田舎仕様。

8時半のバスにのり、小一時間ほどで目的地に着きました。

周4キロちょいの海辺歩き

リゾート地というわけではないですが、ちょっと小綺麗な街並みが広がり、朝からカフェは賑わっていました。

オーストラリア滞在中に食べたものの中で一番美味しかったのは、このカフェのハムチーズサンド。
海と川の境界。なんか美しかった。

朝食を済まし、我々がむかったのは、Port fairy coastal reserve 。

半島の先っちょがGriffith’s islandという島になっており、そこ自体が自然保護区になっています。

野生動物の姿も見られます。

はしゃぐ東洋人もいます。

そして、早々にワラビーを発見することができました!

島の端っこには灯台があり、みんなそこを目指してあるいていきます。遊歩道を一周するには1時間ほどを要しますが、平坦な道で終始リラックスしながら歩けました。

ドローンで遊ぶツーヘン。強めの加工でカッコよくしてみました。

途中大量の鳥の骸が大量に落ちてる浜があり、それを鳥が食べてる現場に遭遇。ちょっとワイルドライフを感じながら、灯台に到着しました。

灯台の周りは岩礁になっていて、打ち返す波を避けながら海の生物観察をしてチルアウト。GPSやセンサーを利用したDJIの技術力に感心しながらドローンを眺めて過ごす。

「クールな動画が撮れたから、今度送るよ!」。灯台を中心にしてぐるっと海を撮影したツーヘンはそう言っていたが、半月経った現在も動画は送られてきていません笑。

灯台を満喫したあとはまた歩いてもどり、海に注ぐ運河沿いを歩き、高級別荘やクルーザーをみては「これ俺のヤツ。鍵無くしたけど」。と虚しくなる事を言い合って、プラプラしました。

船は金持ちの象徴。
クルーザーで海に出て、シャンパン傾ける友達が欲しい。金髪で美人で英語話せない事を咎めない女の子の。
セレクトブックショップ。何でも取り扱っているわけでなく、こだわったものだけ置いてる感じの店でした。入り口はギャラリーになっていて、その時は現代アートの展示でした。

この街にもアンティーク屋があり、そこを見たり雑貨屋を巡ったりしてバスの時間まで1時間ほどした後、火山の噴火で出来た”タワーヒル”に向かいました。

タワーヒルにはコアラもカンガルーもいるらしい

こちらも普通に歩くだけなら2時間程度で楽しめる自然保護区。火山が爆発して、真ん中だけちょっと小高い山になっている場所で、野生動物を見たり、バーベキューをする場所として、この辺りでは有名なスポットです。

上に登って下を見ると、こんな感じに周りに池が広がっています。

中腹にあるビジターセンターの周りには野生?のエミューがいて、なかなかの迫力です。

バーベキュー場の客から餌を貰いに近づいたり、僕らのポテチを奪いにやってきました。

[wpvideo 8WqvkkZY ]
狙われた食べ物たち。ちなみにオーストラリアでは基本外でビール飲んでると罰金なので、もちろんこの缶の中は水です。
野生動物に餌をやってはいけません。

そんなこんなで寛いでいたら終バスの時間が気になってきたので、急いで山頂へ。っても20分くらい登るだけですが。

ここでもツーヘンのドローンが活躍。素晴らしい写真と動画が撮れただろうけど、まだ送られてきておりません。。。

結局カンガルーもコアラもみつけられませんでしたが、デカイ鳥も見れたので大満足。15時半のバスに乗って帰りました。

嗚呼、女の子と一緒ならなかなか良いデートコースだったんだけどなぁ笑。

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