ミートファクトリーで働くためにやって来た、オーストラリアの田舎町Warrnambool。半ばエージェントに騙されたような感じになり、3週間ただ滞在して終わったのですが、そこには意外と見所があって、毎日楽しく過ごすことができました。今回は海辺で夜景を撮ってきたときの話です。

どうせなら奮発してカーボン三脚を!?

夜景を撮るには当然三脚が必要になってくるのですが、飛行機の荷物制限の兼ね合いで三脚を日本から持ってきていませんでした。でもやっぱり仕事で必要にかられ、新しいのを買うことになったのです。

メルボルンにいた時もカメラ屋を回って値段を見ていたのですが、やはりいい三脚は良い値段する。安いのも1万円ぐらいであったのですが、日本で使っていた物と同じ感じだったので購入に至らず。

今後一年以上は海外で生活する予定でもあるので、ある程度軽くて丈夫なものをと考えた時に、やっぱりカーボンが欲しいなぁと思ったわけですよ。

マンフロットとかジッツオとかスリックとかベルボンとか名の通ったブランドのカーボン三脚は余裕で10万円とかしちゃうから当然買えないのですが、中華ブランドのものなら、何と1万円ぐらいで買えちゃうんです。

これがその中華ブランド、Neewerのカーボン三脚。131.99豪州ドル。日本のアマゾンだと9699円で買えるみたいです(この投稿執筆時)。

近年は中華・韓国ブランドのカメラ用品がハイクオリティになっているようで、この三脚以外にも、単焦点レンズやストロボとかでもまあまあいい話を聞きます。遠くない未来、YONGNUO(ヨンヌオ)、NEEWER(ニューワー)は、僕みたいなお金のないアマチュアにいい夢を見せてくれそうです。

んでもって、件の三脚もネットでは必要十分だという意見も散見したので、早速ポチりました。

田舎ではネット通販が捗ります。

amazon.auから三脚が届いた。

オーストラリアにアマゾンが上陸したのは数年前とのことで、日本に比べて商品の数も少なくて、そんなに安くない印象でした。翌日配送など、発送の早いオプションのあるものもあまりなかったと思います。オーストラリアの通販全般に言えますが、シッピングフリーや速達などはあまり望んではいけない感じですね。

それでも三脚は注文してから数日後に届いたので良かったです。

開封してみるとこんな感じでした。

52 x 13 x 13 cm /2.16 Kg。思っていたよりがっちりした作り。
みんな大好き自由雲台。つまみはコンパクトながら、しっかりホールドしてくれる。
カーボンらしい柄。
このようにローアングル撮影もできちゃう。まだ実写してませんが。
このように一脚にトランスフォーム。地味に使えそう。
アマゾンの商品紹介にはトレッキングポール的に使えると書いてあります。本当かよ……。

海辺でひとり、星景写真撮影

さて、せっかく都市の光が届かない田舎に来ているなら、星が撮れるじゃないかと思って自転車にまたがり、厚着をして海辺に行って来ました。4月の頭、当時オーストラリアは夏の終わり。

ウォーナンブールは南の方なので割と寒く、夜になると15度ぐらいになりました。

木でできた遊歩道と空。

ところで、タイトルにも夜景と書きましたが、正しくは星景写真ですね。夜景というと街のあかりなどを含めた夜の風景という意味合いが強いですが、星景写真というと星空と風景を含めた写真のことを指します。

荒涼とした海岸線。ハレーションが・・・

田舎とはいえ街灯があり、お月さまも満月に近かったので思い通りに真っ暗という感じにはならなかったのですが、まあまあ撮れたかなと思います。

星座の名前など全然わかりませんが、いい思い出ができました。

三脚の方も、風が吹いている海っぺたで長時間露光という悪条件でしたが全然問題なく使えました。バッテリーグリップをつけて重いレンズを付けたらわかりませんが、心配していた自由雲台も動くことなく、僕の機材で使うには十分そうです。

使った感じかなりいいと思います! 次はトレッキングポール兼一脚として山登りにでも持って行こうかな。

EOS 6DとSIGMA 12-24 F4.5-5.6 DG HSM にて撮影。
ISO感度低くしていたのにノイズが入ったのでコツコツ消しました。
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もともと夏になったらカナダに行こうと思っていたのですが、この…
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