空港から出ている電車に乗ると、すぐに亜熱帯の林が見えました。

ようやっとワーホリへ

ずいぶん経ってしまいましたが、2月26日に日本を発ちまして、オーストラリアにワーホリに来ました。ワーホリ行く行く詐欺もこれにて終了です。

さて、どうせならトランジットを楽しもうと、乗り換え二回、50数時間を費やしつつメルボルンに向かいます。

今回は1回目のトランジット、クアラルンプールの1日について書きますね。

マレーシアに初上陸

エアアジアが沢山乗り入れているので、エアアジアユーザーは高確率でトランジットするであろうクアラルンプール。クアラ・ルンプルが正しいらしいです。

朝8時入国手続きを終えて、wifi乞食をしながら空港内で朝ごはん。目的地までの経路を調べました。

物価が安くてきれいだから、コスパの良い旅行先と言われているクアラルンプールですが、このワンプレートで1500円近くしたから別に安くねーじゃねーか!!ってなったカオマンガイ的なやつ

麗しきピンクモスクへ

空港から素早く移動できるのは電車らしく、KLIA TRANSITに乗車。まずは中心地に行く間にあるプトラジャヤという駅で降りて、ピンクモスク(Masjid Putra)というインスタ映えなモスクを見に行きます。

ちなみに電車に乗ったのは大体20分くらいで電車賃は9.4リンギットかかりました。(1リンギットが27円、まあ換金した金で考えると約30円なので300円弱)。車内はかなり綺麗な感じ。

バスがあるとネットで見たものの、乗り場がわからず乗り方もわからなかったのでタクシーに乗りました。10分くらい、300円ほどでいけます。

ちなみにマレーシアではUberでなくGrabが主流みたいで、それ系に乗ればもっと安く移動できるはず。交通機関は流石に日本よか結構安いですね。

ネットで調べたら、”ピンクモスクでは無料でピンクのローブが借りられて、それを着ればさらにインスタ映え☆”って書いてあったので、貸し出ししているところへ。ローブ貸してってオバさんに言ったら、一瞥をくれた後「No」って言われてしょんぼりしました。

後で聞いた話によると、借りられるのは女性か、男は短パンとか履いていてムスリム的にNGな人だけみたいです。

これが噂のピンクモスク! となりのおばさんのローブが羨ましい。

ピンクモスクの詳しい成り立ちはほかの観光ガイドにお任せしますが、割と歴史は古くないやつっぽいです。タクシーのドライバー曰く、この辺は新興のエリアらしく、近くには高層ビル建設中で、大手メーカーのオフィスが増えてるとのこと。さては観光地創作か?

まあ、それはさておき、見てみると聞きしに違わぬ麗しさ。全部が全部芸が細かい……。

ふつくしい。。。12mmの超広角で煽って天井まで入れてみました。

ここはエントランスから入って、この大きな礼拝堂を見れるだけなので、ぶっちゃ写真撮る以外にする事がない。イスラム教徒でもないので。

そんで、写真撮るだけとって自分が写った写真がない。そんな経験ばかりしてきたので、今回は思い切って人にとってもらう事に。

でも周りは中国人ばかり。ええい、ままよ!と声をかけたら、中国風の日本人で安心しました。

インドネシアで半年英語を学んできて、その帰りにトランジットで寄ったという彼。

んで、隣にある首相官邸をチラッと見て、タクシーに乗って駅へ。

KLセントラルへ

とにかくクアラルンプールの見どころを1日で見尽くそうと思っていたので、つぎの目的地のブルーモスクを目指し、一度ダウンタウンへ。同じ電車でプトラジャヤからKLセントラル駅までは20分、14リンギット。

その後、SIMカード持ってなくてWi-Fiもなかったので、ブルーモスク行きのバス停があるパサールスニ駅まで1.5kmほどオフラインで使える地図アプリを見ながら歩きました。

ランチに食べた、トイレットペーパーの匂いがするフォー。
ここまできたらローカルが行きそうなところ行かなきゃダメっしょ。と思って入った、半ば屋台に近い飲食店。
世界中どこに行ってもチャイナタウンがある不思議。アングラスポットを求めて通った市場の一角。

湿度も温度も高く、二十代後半から汗っかき体質になった僕には最悪な感じでしたが、なんとかクーラーの効いたバスに乗車。

750番のシャーアラム行きに乗れば40分(10リンギット)でブルーモスクの近くまで行けるわけです。

魅惑のブルーモスクへ

モスクには塔が建ってるのが決まりだそうで、4本建ってるのはうんたらかんたら。英語聞き取れませんでした。

バス停から10分くらい歩いて、じんわり汗をかいてブルーモスクに到着!

正面玄関には椅子が並んでいて、ある程度人が溜まったらガイドさんが中を案内してくれます。行ったタイミングは客が殆どが日本人だけで、ガイドさんが日本語混じりで建物の説明やイスラム教について簡単に話してくれた。

「これだけは覚えて帰ってください。ありがとう、ごめんなさい、導き」イスラム教の教えを簡単に説明してくれました。

小一時間案内してくれるのに無料とは恐れ入ります。

男子禁制の部屋の外側の壁のタイル。

インスタ映えするらしいぜ!行ってみよう!とやってきた、軽薄で宗教観が薄く、英語も出来ない日本人にさえ、この場所の魅力や自分達の宗教観を知ってもらいたい。そういう想いが伝わってきて、心がじんわりしました。

信じるのは自分のみ。と言いながら、場面場面で神頼みをする卑怯な日本人。

そういえば、2ヶ月間行ってた南アフリカの語学学校では約半分がサウジアラビア周辺から来たイスラム教徒で、敬虔な人が多くてびっくりしました。1日4回?5回のお祈りもやってるし、豚食べないし、ビール飲まないし、結婚するまでセックスしないし。(敬虔な人は)

一緒の組みになった、唯一日本人じゃないカップルに写真撮りますよと申し出たお礼に、何故かその女性の方と一緒に座った写真を撮ってもらった。

まあ、いろんな価値観がある事を知るために、客観的に物事を見るために、外に出ることは大切だと思った次第です。

再び街へ

ガイドが無料なのに更に水のペットボトルまでくれて案内は終了。テリマカシ🙏

帰りのバス停でバスを待ってる間は、ブルーモスクで居合わせた日本人と雑談タイム。こちら春休みを使ってバックパッカーしてる大学生1人と海外青年協力隊でカンボジア?に行ってて休暇で来てるという大学生3人組。

バイトした金で学生の時に海外行くなんて考えもしなかったから、おじさん感心しました。

結局バス来ず、タクシーで市内まで。大学生からお金は貰えないよと、見栄はってタクシー代全額払った事、誰かに褒めて欲しい。

彼らと別れ、Wi-Fi繋ぐと急ぎの原稿仕事のメールが入ってて、泣く泣く数時間で作業することに。

バタバタでペトロナスツインタワー

飛行機に乗るため9時半には市内を出なきゃいけないのに仕事を終えてスタバを出たのが9時ちょい前。それでもクアラルンプールの名物タワーを見たいんじゃ! とミーハーなもので駆け足で行ってきました。

パース直したの褒めて欲しい。

滞在時間10分。手持ちでパシャパシャ撮って空港へダッシュ。

個人的には行きたいところ全部行ったし、もうこれでクアラルンプール行かなくても良いやと思えるほどに満足しました。

でもまた行きたい。

空港で飯食う時間を得て買った、辛いアジアンなヌードルと海外版綾鷹。
Next post
オーストラリアに初上陸 最初にビビったのは物価の高さ。空港だ…
Translate »
0 £0.00